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【リフォーム】片方だけになったイヤリングが、指の上で揺れる。

【リフォーム】片方だけになったイヤリングが、指の上で揺れる。

片方だけになってしまったイヤリング。

「なくしてしまって……でも、このデザインがとても気に入っているので、どうにかしたくて」

そう言いながら差し出してくださったのは、優しい光を放つローズカットのダイヤモンドが連なる、個性的なイヤリングでした。いちばん下には、ペアシェープのローズカットダイヤモンドが1粒、ゆらゆらと揺れるようにセットされています。

手に取ってみて、すぐに思いました。
このデザインは、このままがいい。

リフォームというと、石を取り出して新しいデザインに作り直すイメージを持たれる方が多いかもしれません。でも実際には、元のデザインをほぼそのまま生かして、形だけを変えるというやり方もあります。今回はまさにそれでした。

打ち合わせを重ねる中で見えてきたのは、このイヤリングを指輪のトップとしてそのまま使うこと。
個性のあるデザインだから、アームは引き算で。

指を通すアーム部分は3mm幅でシンプルに。
仕上げはイヤリングに合わせて、ウッド調のつや消しに。

隣の指をまたぐくらいの横幅で、ランダムに並ぶラウンドのローズカットたち。
そして、いちばん下でひとつだけ、大きくゆれるペアシェープ。

元のデザインのイヤリング金具を外し、そこにアームを添わせること。
でも、それがいちばん正解でした。

完成したリングをご覧いただいたとき、「すごくおしゃれな指輪になりましたね」と喜んでいただきました。

手を加えすぎないこと。
残すべきものを見極めること。
それも、リフォームの大切な選択肢のひとつです。

片方だけになってしまったジュエリーも、使わなくなったジュエリーも、どうするか迷っているなら、一度ご相談ください。作り直すだけが答えではありません。


ダイヤモンドリング リフォーム
アイテム:リング
素材:K18YG
宝石:ダイヤモンド0.61ct(お持ち込み)
制作期間:1ヶ月半
デザイン:大森香菜江


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