一粒の石と、チャームにもう一石。
それだけなのに、腕に添えるとなんておしゃれなんだろうと思いました。シンプルな中に、サファイアの青とゴールドの艶が静かに光る——そういうブレスレットができあがりました。
今回お預かりしたのは、ダイヤモンドが添えられたプラチナのサファイアネックレスと、サファイアのルース(裸石)。どちらもラウンドカットで、吸い込まれるような鮮やかな青をしていました。

「ブレスレットにしたいんです。もっと気軽に、毎日つけられるものに。」
素材はゴールドで、とおっしゃったとき、絶対かわいい、と思いました。プラチナのクールな白さも美しいけれど、このサファイアの深い青には、ゴールドの温かみのある艶がきっと似合う。お客様のご希望と、私のイメージが、自然と重なった瞬間でした。
細すぎず太すぎず、サファイアの邪魔をしない。ブレスレットだからこそチェーン選びにもこだわって、ふとした動きが煌めきに変わるカットを施した小豆チェーンに石の形に沿ってぴたりと巻いた覆輪留めで仕上げました。

ネックレスに留まっていた大きいほうのサファイアを中央に据えて、

ルースの状態だった小さいほうのサファイアをチャームとして添えました。シンプルに、サファイアとゴールドだけ。

この青は、それだけで十分すぎるくらいでした。
シンプルなのに、どこか品がある。石が、ちゃんと主役でいられるブレスレットになりました。
こちらのお客様は440 Basic - ダイヤモンド バングル(1ct)もお持ちなので、重ね付けを想像するだけで楽しくなります。
眠っていたサファイアが、毎日の手元を彩る一本に。こういう瞬間が、何度経験しても嬉しいんです。
サファイアブレスレットのリフォーム
アイテム:ブレスレット
素材:K18イエローゴールド
宝石:サファイア2石
制作:約1ヶ月半
デザイン:大森香菜江
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