この黄色は、同じ黄色の中でこそ、際立つのだと気づきました。
お持ち込みいただいたのは、黄色味を帯びた0.3ctのダイヤモンドのルース。裸石のままトレーに置かれたその石は、主張するでもなく、ただ静かにそこにありました。

ご要望をうかがいながら、このお客様の審美眼をあらためて感じました。華奢すぎるのは似合わない。ゴージャスにもフォーマルにもしたくない。これ一つで決まるリングに——言葉は簡潔でも、その中に揺るぎない個性が光っていました。ありきたりに収まらない、凛とした美意識をお持ちの方です。
このダイヤモンドと、このお客様のご要望には、『Loaf』しかないと思いました。
440 Basic - Loaf リング は、シュガーローフカットの宝石から着想を得たデザイン。丸みを帯びた粒がリング全体を包むように連なり、熟練の職人が一つひとつ丹念に仕上げています。シンプルでありながら、どこか手放せない存在感がある。そういうリングです。
その『Loaf』の中央に、イエローダイヤモンドをセット。

同じ黄色が、静かに共鳴する。石と地金が溶け合いながら、それぞれの輝きを際立て合う——このリングのいちばん美しい瞬間です。たっぷりとしたゴールドで仕立てているため、丈夫で気兼ねなく毎日つけられるのも、このデザインならではです。

実はこのお客様から、同じ日にもう一本のご依頼もいただいていました。ロンドンブルートパーズのリングのリフォームです。そちらのストーリーは、一つ前のブログでご紹介しています。
ダイヤモンドリングのオーダーメイド
アイテム:リング
素材:K18YG
宝石:ダイヤモンド0.383ct
制作:約2ヶ月
デザイン:大森香菜江
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