前回のブログでご紹介した、サファイアリングをピアスにリフォームしたお客様。
実はその日、もう一つお預かりしていました。
赤色石のリングと、小さなルース(裸石)たち。
「これも、使えるものに変えたくて」
「引っかかりのないデザインにしたいんです」
そのことばから、このバングルのリフォームストーリーは始まりました。
お持ちいただいたのは、大粒の赤色石のリングと、小さなルースたち。どれも眠ったままになっていたそうです。

引っかかりをなくす、ということは、石の留め方から決まります。
爪が立つセッティングは、どうしても何かに引っかかる。服の袖、バッグの内側、ちょっとしたところで気になってしまう。それが重なって、だんだん外すようになる。
だからベゼルセッティング(覆輪留め)で、石をまるごと包むように留めることにしました。表面はなめらか。石はしっかり守られて、引っかかりがない。
素材はK18ホワイトゴールドをご提案しました。
「プラチナ色がいい」というご希望をいただいていたので、ホワイトゴールドを選びました。見た目はプラチナとあまり変わらない白い輝き。でも、バングルは毎日つけるもの。日常使いにはK18の方が強度が高く、長く綺麗な状態を保てる。毎日連れ出すなら、強い素材で仕立てたい。それがご提案の理由でした。
センターには大粒の石をどんと据えて。アームには小さなルースたちをリズムよく散りばめて。
バングルはオープンタイプに。着け外しがしやすく、手首にすっと沿う形です。
サイズは実際に腕周りを計測して、この方だけの寸法に。市販のバングルでは「少し大きい」「きつい」と感じていた方も、オーダーメイドならぴったりに仕上がります。
プラチナのアームの上に、深みのある赤がぽつり、ぽつりと続く。
シンプルだけど、よく見るとちゃんと贅沢。そういうバングルになりました。

「引っかからない」って、小さなことのようで、毎日つけるかどうかを決める大事なことだと思っています。
ストレスなく手首にある。それだけで、ジュエリーは日常になる。
眠っているジュエリー、ありませんか。
「今の自分には似合わない」でも「手放せない」——そのあいだに、きっと答えがあります。
まずは、お気軽にお話を聞かせてください。
赤色石バングルのリフォーム
アイテム:バングル
素材:K18WG
宝石:赤色石
制作期間:約2ヶ月
デザイン:大森香菜江
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