時代や環境が変わりつつある中、私たちが惹かれる美しさも変わってきます。そんな中、以前よく身につけていたものの、最近は身に着ける機会が減ったというプラチナの1.6ctダイヤモンドリングを大切にしまっていたお客様から、新たなリフォームのご相談を受けました。「今の私にぴったりの、心が躍るリングに変えたい」とのこと。リフォーム前(上のお写真)
プラチナのリングは時として暗く感じられることがありますが、ダイヤモンドが持つ明るさと輝きを最大限に活かすため、今回はゴールドを選択。そしてデザインに関しては、お客様の好みに合わせて個性的な 440 の Milet コレクションのリングをベースに制作を進めました。リフォーム後(上のお写真)
元のリングにあしらわれていた6石のメレダイヤモンドもその魅力を損なうことなく、新しいデザインに取り入れました。中央の1.6ctのダイヤモンドを囲むように、ゴールドの美しいサークルに6石のメレダイヤモンドが等間隔に並び、一つ一つの宝石が放つ輝きが絶妙に調和したリングへと生まれ変わりました。
お客様からは、「毎日のように愛用しています」との嬉しいお言葉も頂戴しました。時代や環境が変わっても、美しさと想いは変わらないと改めてジュエリーの素晴らしさを感じました。お仕立てを任せていただきありがとうございました。
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ダイヤモンドリングのリフォーム
リング
メタル:K18イエローゴールド
宝石:ダイヤモンド1.677ct 0.22ct
制作期間:約1ヶ月半
デザイン:大森香菜江