【リフォーム】鮮やかなルビー、柔らかな輝きへ:リングからネックレスへの美しい変身

こんにちは、皆様。
今回、私たちにリフォームのご相談をいただいたのは、譲り受けられたルビーのリングを持ち込まれたお客様。

そのリングはテーパードバケットダイヤモンドで華やかに取り巻かれており、一目見ただけでその圧倒的な美しさが際立ちます。しかしながら、現代のスタイルにマッチさせるには難しい面があり、ご来店されたお客様もその点を感じておられました。

そこで、大胆ながらも素敵な提案をいただきました。「このリングをネックレスへと生まれ変わらせたい」とのこと。

リフォーム前のルビーのリングリフォーム前のリング(上のお写真)


お客様は普段から、カラーストーンのジュエリーを身につけることが少なく、特に赤い宝石に対しては躊躇されているようでした。その理由の一つとして、リングのプラチナとルビーの鮮やかな赤色が作り出すはっきりとしたコントラストが挙げられます。これがお客様のご不安の原因の一つだったと考えられます。

私たちは、この貴重なルビーの魅力を最大限に活かしながら、日常生活で気軽に楽しんでいただけるようなデザインに生まれ変わらせることを目標に、お客様とお打ち合わせを重ねました。

結果として完成したネックレスは、丸くたっぷりとしたピンクゴールドを使ってルビーの赤色により温かみと柔らかさを加え、全体の配色バランスを優しくまとめ上げました。シンプルながらも、ルビーを横長に配置して、一味違う洗練された雰囲気を演出しています。

リフォーム後のルビーのネックレスリフォーム後のネックレス(上のお写真)


全長50cmのチェーン選びにもこだわりました。オーバルシェイプが空間を大きく作り、抜け感のあるデザインを採用し、細やかなアクセントをつけました。このネックレスは、日々のスタイルにさりげない輝きを加える、特別なアイテムです。

リフォーム後のルビーのネックレスリフォーム後のネックレス(上のお写真)


お客様からは、お仕立てしたネックレスをお届けした後、着用されたお写真と共に喜びのメッセージをいただきました。実はこちらのお客様、同時に1点もののLoaf 非加熱ルビーリングもご購入いただきました。いずれも、ルビーとピンクゴールドの組み合わせ。次回ご来店される際に着用してくださるとのことで、その日を今から楽しみにしております。

それでは、次回のブログでお会いしましょう。

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ネックレスのリフォーム
ネックレス
メタル:K18PG
宝石:ルビー1.44ct
制作期間:約1ヶ月半
デザイン:大森香菜江

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