【リフォーム】オパールの帯留めリフォームの物語 第2章

大切なジュエリーをお客様自身のペースで作り上げる。

 

皆様、こんにちは
デザイナーの大森です。

10 09, 2023 のブログでご紹介したオパールリングのリフォームには、多くの方から反響をいただきました。
今回は、その大切な宝物のリフォームの物語の続きをご紹介したいと思います。

 

お客様からのご依頼は、叔母様がいつもお着物に合わせていたオパールの帯留めをリフォームするというものでした。

リフォーム前の帯留めリフォーム前の帯留め

 

「着物を着る機会が少ない」とおっしゃるお客様が相談に来られたのは、ちょうど昨年の7月のこと。
 
帯留めには四角のオパールが2石セットされており、まずはそのうちの1つを使用して、「Water Lip」のデザインでリングを仕立てました。 リングリフォームについては  10 09, 2023 のブログをご覧ください。
以前リフォームしたオパールリング
以前リフォームしたリング
 
もう1つのオパールについては、じっくりと時間をかけてどのようなデザインのネックレスにするかを考えるとのことでした。

  

そして、いよいよその時がやってきました。

リングに非常に満足していただいたお客様は、しばらくリング単体を楽しんだ後、数ヶ月後にもう1つのオパールをお持ち込みいただきました。

デザインは、リングと同じく「Water Lip」タイプに決定。

リフォーム後のオパールネックレス
リフォーム後のネックレス

 

オパール特有の遊色効果を最大限に楽しむため、お洋服の上に少し長めに着用できるよう、チェーンの長さは全長60cmにしました。スライド金具を付け、数ミリ単位で長さを調整できる仕様にしています。

リフォーム後のオパールネックレスリフォーム後のネックレス

 

ゆったりとした長さの上品なチェーンの先には、神秘的に煌めくオパールと、その周りに丁寧にセットされた小ぶりながらも強い輝きを放つメレダイヤモンドが施されました。

オパールといえば楕円形などの丸みのあるシェイプが一般的ですが、お客様のオパールは四角い形で、ゴージャスになりすぎず、モダンで普段使いにも適した雰囲気に仕上がりました。

 

今回は配送での納品となりましたが、完成したネックレスを受け取られたお客様からは、「とても美しく希望通りに仕上がっていて、440さんにお願いして本当に良かったです。」という大変あたたかいお便りをいただきました。

 

以前仕立てたリングと共に愛用されている素敵なお写真をインスタグラムに投稿いただき、その姿を拝見すると、リフォームの物語の一つ一つのプロセスを思い出し、感慨深く拝見しております。

いつもありがとうございます。


オパールネックレスのリフォーム

アイテム:ネックレス
素材:K18YG
宝石:オパール 2.47ct、ダイヤモンド 0.20ct

制作期間:約1ヶ月半
費用:税込187,000円
デザイン:大森香菜江

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