同じ一粒のソリテール。変わったのは石ではなく、その見せ方でした。
今回お持ち込みいただいたのは、プラチナ台に一粒のダイヤモンドがあしらわれたソリテールリング。0.7ctの石が、シンプルな爪の上で静かに輝いていました。

「このダイヤモンドで、ゴールドのリングを作れますか」
そうお伺いしたのが今回のはじまりです。イメージとして見せていただいたのは、当店のブログで紹介していたデザイン。中心のダイヤモンドから続く腕に、メレダイヤモンドを一列に彫り留めたソリテールリングでした。
参考にしていただいたデザインは、ダイヤモンドをぐるりと一周させたフルエタニティデザイン。ただ、「普段使いすることを考えると、ここまでは要らないかもしれません」とお客様からお声をいただき、正面から見える範囲のハーフエタニティに仕立てることになりました。
もうひとつ、中心のダイヤモンドの立ち上がりも、お客様のご希望でもう少しだけ低く。0.7ctという石の大きさを美しく見せる高さは保ちながら、暮らしになじむ高さまで調整しました。

腕に並べたメレダイヤモンドは、粒の大きさを揃えて選び、彫り留めで一石ずつセッティング。爪留めよりも指あたりが優しく、引っかかりのない仕上がりになるよう、一つひとつ丁寧に留めていきました。


もとの石が持っていた輝きはそのままに、日々の暮らしに寄り添う一本に仕立て直しました。お手持ちのエタニティリングなどのストレートタイプのリングとも重ねづけができるように。
ハーフエタニティにすることも、石の高さを抑えることも、実はどちらもお客様ご自身が考え、選び取ってくださったことです。デザインをそのまま取り入れるのではなく、ご自身の暮らしに合わせて判断してくださること自体が、そのジュエリーに真剣に向き合ってくださっている証だと感じます。だからこそ、お客様だけの一本になりました。そのお気持ちを、私たちも大切にしたいですし、何より嬉しく思います。
ダイヤモンドリングのリフォーム
アイテム:リング
素材:K18YG
宝石:ダイヤモンド0.704ct 0.17ct
制作期間:約2ヶ月半
デザイン:大森香菜江
リフォームやオーダーメイドのご相談は、ご予約制にて東京・半蔵門の440showroomで承っております。ご来店前にご不安な点やご質問などがございましたら、どうぞお気軽に公式LINEよりお問い合わせください。
▶ [LINEで相談する]
▶ [ご来店予約はこちらから]